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HOLIDAY-ROAD 休日道ブログ

世界一小さいアウトドアメーカー ホリデーロードの半分オフィシャル的なブログ

Fb.ストーブの横引き使用について

製品について Fb.ストーブ

ど~も、おはこんばんちは ホリデーです。

おかげさまでFb.ストーブについてお問い合わせやご注文など
今までよりもいただけるようになり、ありがたく忙しくしています。
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それでFb.ストーブの使い方について
やっぱりこのお問い合わせがあります。
「テントの中で使いたい」「どうやってテントの中で使うのか」
「テントの穴に煙突をとおせるのか…」etc

まぁ気になりますよね。仕方ないことだと思います。

まず前提として、
「Fb.ストーブは屋外用ストーブです。」

ですがテント内での使用にしてもタープなどの幕の下にしても
事故がないように使っていただく分には別に…なのです。
自己責任というと冷たく感じられる方もいると思いますが
どんな道具も基本はそうです。

テント屋ではないからテントに穴を開けるのは構造上での
責任は弊社では持てません。
幕の素材がどのくらいで損傷するかについても
なるべく煙突に幕が触れないように何らかの工夫をしてくださいとしか
申し訳ないけど答えられません。


で、今回は
「Fb.ストーブの煙突を横引きでテント外にだして使いたい」
という方々への注意点、知っていてもらいたいことです。

横引きにする利点としては
●テントとの接触さえ防ぐよう工夫できれば、
テント自体を改造する必要がないこと。
●排気排煙の煙突設置があまり高くならず比較的やりやすいこと。

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横引きの方法としてはオーソドックスなエルボを利用して煙突をつなぐ方法がありますね。
ただこの方法をしたい方への注意点として
写真のようにストーブ本体とエルボの間のパーツ(ダンパーがついている部分)は
通常のFb.ストーブに付属しているものとは微妙に違います。

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本来は写真のように巻き煙突の中に入れてダンパーの作動、煙突の補強の為のパーツです。

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このパーツだとエルボの径と重なってしまい繋ぐことは出来ないのです。
*「じゃあエルボが入る径にしたらいいじゃん」
と思うわけですが、もともと巻き煙突の中に入れるものなので
エルボが入る径にすると横引きにしない通常の使い方の場合、
巻き煙突分の厚さが加わり本体の穴に
入らなくなってしまうのです。

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「このパーツを使わないでエルボを使ったらどうか?」
これだと写真のように煙突止めの高さが合わないので
煙突止めを外せばエルボを直接ストーブ本体に差し込めます。
ただこの場合はダンパーによる排煙排気調節は出来ません。
(エルボに穴を開ける加工をすればダンパーも使えるのでDIY好きな方はいろいろ出来ちゃう)

また高さを固定する為なんらかの工夫が必要です。

ですので、横引きする場合Fb.ストーブに付属しているパーツだけで
2枚目の写真のように上手に繋ぐことは出来ないということを
知っていてほしいです。

横引きの使い方をしたい方は別途で作る必要があります。
または最初から横引きしかしないという方は
本来のパーツと交換してお出しすることは可能です。
(この方法は取説には載っていません)

●もう一つ、
「幕よけはないのか」
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前の記事に載っていたこの部分ですね。

これはですね、まぁ検討はしてはいるのですけど
テントのサイズ、形もいろいろありますし、
「幕よけキット」として写真のような形では
出せません。

ごめんなさい。

DIYが好きな人はお持ちのテントに合うようなサイズで
作ってください。
あまり難しく考えることはなくてコンパネを蝶番でつなげて
三角に立てただけです。
(ちょっと内側は熱に対する工夫が必要。
熱を反射させるよう金属板を貼ったり、
煙突の上に傘みたいに設置しコンパネに直接熱があたらないようにする)

みためは簡単なつくりですけど、
これを商品としてのレベルに仕上げるとすると
こちらの都合ですが材料の確保や管理も含め手間がかかる。
また値段も納得してもらえないくらいの設定になる可能性が大です。
(DIYとしてならそれぞれ好きなように仕上げも抑えてできるし
安く出来ると思います)

●自分で用意しなければならないパーツ
横引きする際には御自分で用意するパーツも必要になります。
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まずは煙突同士をつなげるエルボ
これは「プレスエルボ75パイ」で探してみてください。

エルボと煙突を固定するばあいも従来の付属のリングは径があわないので
「ワイヤーバンド」で探して頂いて75パイが入るもので接合部を止めてください。
写真は90°のものですが、別の角度のものもありますので
ご使用の環境に合わせて選ぶといいと思います。

従来の付属のリングは煙突を丸めるものですので接合するものではありませんが
接合部分に近いところ移動させれば多少はきつくはなります。

あと外に出した煙突の高さや場所に固定させる金具など。
横引きした部分の高さを支えるのに良い物の例としては
「鋼製束」があります。
建築金物の種類なのでホームセンターなどで見つかると思います。
高さが調節ができるので設置場所に高低差があっても
ある程度は対応できると思います。
まぁ高さが支えられればいいのでレンガでもコンクリートブロックでも
持ち運べるならこれは何でもいいです。

縦の煙突を固定するもの
これは特にどれって物はないのですが、地面に刺さるもの(長いペグ状のもの)
に針金か、バンド状の金具などで支えるようにしてみてはいかがでしょうか?
(これらのものもホームセンターなどで見つかるかも)
使う場所の状況によってこのあたりのパーツは選択がいろいろあるかもしれません。


●横引きの際の煙突の長さ
横引きする際は横の煙突に対し、
最低でも1.5倍以上の縦の長さの煙突が必要です。
理想は2倍に近くなること。
ですので、横引きの煙突が1本つかったなら縦は2本は使ってください。
横引き部分が縦の部分より長くなると
うまく排気、排煙しないで逆流してしまう場合があります。
燃え方も悪く危険です。

●最後に
一番重要なのは事故がない様使用いただけること。
特に限られた空間で火を扱う場合は
換気口(吸気口)を必ず設けること
火が燃えるのには酸素が使われますので、燃えた分新しく酸素が入ってこないと
酸欠になったり、一酸化中毒になります。
気づかないうちにあの世行きです。

薪ストーブに限ったことではなく、
石油ストーブでもコンパクトなガスストーブでもこれは当てはまります。
隙間風が寒いといって密閉した空間で使用するのは絶対にやめてください。

何卒お願いいたします。