Fb.ストーブ・NEOの構造
ど~も、おはこんばんちは ホリデーです。
Fb.ストーブ・NEOと旧式Fb.ストーブの
構造の違いをものすごくざっくりした
図で説明します。
まずは旧式のFb.ストーブの図
青線は空気の流れ、吸気と排気です。
前面で吸気して後ろの煙突から廃棄してますが
火床の下も空気が流れるようにしてあって
火床のパンチングの穴を通って薪の奥のほうにも
空気が行くようにしていました。
何度もテストして調整はしてますから
偶然とは言いませんが、
燃焼室の容積と吸気量、排気量が絶妙にあっていた製品だと思います。
で新作のFb.ストーブ・NEO
青線は空気の流れ、吸気、排気です。
本音を言えば旧Fb.ストーブと同じにしたかった。
同じでいけると思っていた。
そんなには甘くなかった…
実際に燃やしてみると燃焼室が広くなった分
吸気量と排気に至るまでの燃焼室内のながれが悪くなり
ガラス面にススが付いたまま、温度も思った以上に
上がらなかった。
ですので、構造を新しく考える必要がありました。
吸気口の位置をずらし、直接燃焼室に吸気するものと
火床の下にもう一層空間をつくってそこにも吸気した
空気を通し、薪の奥のほうにも送るようにしています。
薪の奥にいく空気は途中である程度熱されていますので
燃えやすくなっています。
層を一段作ることで燃焼室の容積は減りますが
ストーブとしての燃焼にはバランスが良くなり
新製品へGOとなりました。
マイナーチェンジくらいで考えていたんですけど
サイズだけでなく中のパーツが増えたり、構造もかえたりで
フルモデルチェンジになってしまった。
変えただけの性能は出てるのですが
パーツが増えてしまったなぁ。
ホリデーロードの製品は見た目はシンプルですが
意外とたくさんのパーツを使っています。
一つでも足りないと出来上がらないので
パーツ在庫を作るのも結構大変なんです。