どーも、おはこんばんちは ホリデーです。
ちょっと前に廃番にする製品の報告と
その製品にまつわる話の記事を書いたのですが
それの続きです。
今回は2017、5月で廃番にしたケイネンストーブYTについて。
(写真はケイネンストーブYT-W)
固形燃料や炭火、薪などを燃料にして使う小型のストーブです。
見た目はシンプルなんで簡単な作りに見えるのですが
意外とパーツ点数や作業工程も多くて作るのが大変な製品でした。
もともとのきっかけは固形燃料を使いやすくするための道具として
だったと思います。(2012の秋ごろだったかな)
最初は名前もケイネンストーブだけでYTは付かないものでした。
ありがたいことにTASKものづくり大賞に出展して佳作賞をもらえました。
ただ、道具の目的と作る費用と手間のバランスが悪いのと
この製品を少しずつ使っているうちに
やりたい事が増えてくるいつものヤツ(汗)。
もっと炭火の燃え方をよくしたいんじゃぁ~
(固形燃料用だっつうのに)
なんかこんな感じでヤキトリとか焼いてみたいんじゃぁ~
(…)
てなことで五徳パーツを風防型に変更したりして
2013年にはケイネンストーブYT-〇として
並行してつくってしまいました。
燃焼室の下の部分のオーブン機能は毎度おなじみです。
(最初作ったケイネンストーブは2015に廃番)
出来上がったものの前にも書いたとおり、
見た目に反する工程数、パーツ点数の多さ、価格の設定、
色々やろうとしてちょっとバランスが中途半端感がでてしまったかな~
と思う製品だったかな~と今にして思います。
製品に問題があるってわけではないんですけどね。
ちゃんと燃費がよく燃えるし。
ただ同じような見た目で低価格の商品がたくさんあって
区別が難しいものだったかな~と。
ただこのケイネンストーブ、ケイネンストーブYTをつくった
ことで、
2016にコンパクトストーブVHS Mk-Ⅱ
そして下町ロケスト3ウェイが作れました。
機能的にケイネンストーブYTと重なるところが
多々ありますし、パーツ在庫の維持や工程のことを考え
ケイネンストーブYTは廃番することにしました。
作品ではなく商品づくりを続けることはホント難しい。