HOLIDAY-ROAD 休日道ブログ

世界一小さいアウトドアメーカー ホリデーロードの半分オフィシャル的なブログ

カヌースタンド・クロス

ど~も、おはこんばんちは ホリデーです。

今回もある作業風景と製品紹介です。
まずはこちら
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材料のL字のアルミ材をカットしておいて保管してあります。
角を落としたり、刻印を入れたりなど準備は済んである状態。

ホリデーロードでは完成品にした状態での在庫は
ほとんどありません。
(製品のサイズによります。)
ですのでお客様にお届けするのは組み立て作業をしてからに
なるので少しお時間をいただくようになります。
巷で増えてきている、注文してからすぐにお届けってな感じはなれないので
ご容赦願います。

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でいつものごとくバリが出てるいるので、

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バリ取りと角を削っています。

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こんな感じに仕上げてます。

このパーツは何だったでしょう。

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くみ上げたものはこちら。

これは、【カヌースタンド・クロス ラージ】 という製品です。
(2本1組です)
どういうふうに使う物かというと

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こんなふうにカヌー、カヤックを地面に直接置かないためのスタンド。
自分の船を眺めて「かっこいい~」と自己満足するためのものです。
…というのは冗談で、
(そういう面もあるということです)

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写真のように船体を拭いたり、
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こんなふうに船の中に入った水を出すのが
楽になります。

写真で使っているカヤックはファルトカヤック(アルフェック)ですが
ほかのカヤック、カヌーでも掃除やメンテナンス時に使えます。

水出しやふき取りをちゃんとしないで車に乗せると
走行中にフロントガラスや屋根に水や砂利が
落ちてきてしまうことあるんですよね。

または、カヤックを使わないときなどは
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こんなふうにひっくり返した状態でスタンドの上に乗せておくと
中にゴミが入ったりしにくいので、保管の時にも使えます。

焚火台や薪ストーブ関係だけでなく、こんなのも作っていたんですよ。

http://www.holiday-road-s.com/03-402.html

プレスの作業も

ど~も、おはこんばんちは ホリデーです。

またまた作業風景です。

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ある程度、準備が済んだパーツは
プレスで加工しています。

今回どんな加工してたか?
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四角のステンレス板に穴をあける加工。
たったこんだけ?

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あとはいつものごとく、角を落としてバリ取り。
その後に曲げる工程や仕上げの作業があります。

プレス機はもちろん小さな穴をあけるだけの
機械ではありません。
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赤丸の部分の型を変えることで色々と加工できます。
例えば金属板からある形を型抜きしたり、曲げたりです。
だから小さい穴もその種類の型を使った加工です。

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赤丸の部分、型を別の曲げる加工用に付け替えてます。

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あらかじめ準備が済んだパーツを型で加工していきます。

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で、出来たパーツの一部ががこちら。
最初に紹介したパーツの対の部分。
また、小っちゃ! 
そしてこれだけの加工?

そうゆう小さめのものを曲げる型ですから(汗)

何台かプレス機があって、作業によって
ちょくちょく型を付け替えられるものと、
大きな型を付けっぱなしにしておくものと、
頻繁に使う型のものも付けっぱなしにして
分けて使っています。

大きな型になると付け替えるのが重くて大変なんです。

たま~に、知り合いやお問い合わせの会話の中で
「ちょちょっと曲げてよ、できるでしょ」みたいな感じのことを
言われることがあったんですが、
曲げる角度だったり、大きさ、材質、
そして手持ちにある型で出来ることなのかどうかで
ちょっちょっと…と加工できるってことでもないんです。

型を新しく作る必要がある場合はそれなりの費用がね…。



結局、何の部品だったんでしょう?







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下町ロケスト3WAYの煙突の部分一部

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本体と接続させる部分のパーツでした。

バリトリ野郎マクガイバー

ど~も、おはこんばんちは ホリデーです。
タイトルの元ネタが分かる人は「おっさん」ですね。

今回も作業の一部を紹介
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Fb.ストーブの天板部分のパーツ。
丸い穴と四角の穴は自社では開けられないので
外注でレーザーであけてもらっています。

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いつものように角を取ります。
「けとばし」で四つ角を落としていきます。

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右が角を落としたもの

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角だけではないですが、裏側にはバリがあります。

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バリはエンドレスで一枚ずつ落としていきます。
角だけでなく4辺とも手が触れる箇所はバリトリします。

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バリトリ終了。
この後にプレス機でネジ穴をあけたり
曲げたりしてやっと使えるパーツになります。

いつもバリトリかよ~
って、そんなもんですよ

ギフトショー

ど~も、おはこんばんちは ホリデーです。

2/8、2/9、2/10と
東京ビッグサイトにて
第83回東京インターナショナル ギフト・ショー 春2017
が行われます。
第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2017|(株)ビジネスガイド社


先日のTASKものづくり大賞で入賞できたおかげで
HOLIDAY-ROADも出展いたします。
「下町ロケスト3WAY」を展示しています。

展示場所は
西2ホール I生活雑貨フェア
西2-T22-08
「第11回TASKものづくり大賞」ブース展示内です。

機会がありましたら是非お立ち寄り願います。

Fb.ストーブのサイズ感

どーも、おはこんばんちは ホリデーです。

今回はFb.ストーブのサイズ感についてです。
S50のタイプを例に説明してみます。

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パーツを全て収納してまとめた状態

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パーツ1式を組み立てた状態
身長約170cmのメタボ禿のおっさんとの大きさ比較。

細かい寸法については下記写真で。

各寸法はmm表示です。
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組み立てた状態の高さ関係。

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組み立てた状態のサイズ。
地面から本体底面までの高さが約100mmです。

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パーツ一式を収納してまとめた状態。

使用や収納、保管スペースとの考察の
参考にしてください。

奥行きの部分のサイズですが
今回はS50を例にしているので
S40だったら430mm
S60だったら630mm
とゆうように100mmずらして考えてください。
ガラスの部分も同様です。
(奥行き以外は各種ほぼ共通です。)

S50の燃焼室の有効奥行きは約470mmです。
市販されている薪は
鋸で切らなくてもだいたいは入る奥行きです。
46cmまでの長さの薪を使ってください。

(S40の場合は約370mmになるので
場合によっては薪を少し切ることもあるかも知れません。
30~36cmの薪にすればそのまま燃やせます。)


75パイ90°のエルボを接続して横引き使用にする場合の
高さ寸法は↓
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地上からエルボまでの高さ約450mmは
あくまで目安として見て下さい。
エルボによって少し寸法に誤差がでる場合もあります。
お手持ちのもので実測されるのが間違いないと思います。

幕よけを自作される方は参考にしてください。

リング

ど~も、おはこんばんちは ホリデーです。

過去にお問い合わせで
何件かあったことについて。

Fb.ストーブの煙突を筒状に維持するための
「ワイヤーリング」
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赤丸の部分ですね。

これは既製品ではありません。
弊社で作っているパーツです。

ステンレスワイヤーを切って
輪にして止めています。
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無くした時、または工夫するのに
御自分で何とかしたい場合は
一つ注意点があります。

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ワイヤーを止めている部品(赤丸部分)

アルミ製は結構簡単にホームセンターとかでも
探せるのですけど、
弊社ではステンレス製のクランプ菅を
使用しています。
ストーブの煙突がかなり高温になるため
アルミ製だと熔けてワイヤーが外れる場合が
あるためです。

高温にならない部分ならアルミ製で問題ないと思います。
その点を考慮して材料を探してください。

ある作業の風景

ど~も、おはこんばんちは ホリデーです。

今回はある製品作りの途中を切り取ってみました。
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以前にブログにのせた小型の人力プレス機「けとばし」を使っています。
仕事現場 - HOLIDAY-ROAD 休日道ブログ

裁断、穴あけ加工済みのものを用意。

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写真のようにして角を落としています。
「けどばし」
(※正式名称は分かりませんが100年以上前から使われている道具です)
ホリデーロードの「けとばし」が100年以上のものという意味ではないですよ。
型を付け替えれば角を落とすだけでなく曲げたり、
穴を開けたりといろいろと出来ます。

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角を落としたところ。
ちょっと分かりにくいですがバリが出ていますね。
ですので、
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エンドレスでバリを落とします。
角だけでなく、裁断してバリのある部分はやります。
(全てのパーツではなく表面やメンテナンスなどで
手に触れる部分をだいたいやります。)
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写真だと分かりにくいですが一応きれいにバリはとってます。

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そのパーツをつかって組立ての作業。

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まだ途中ですが、
「下町ロケスト3WAY」でした。

バリ取り作業はバリ取り用の専門の道具が
販売されています。
ただ、「バリを取ること」だけならそれでもいいのですが
前にもちょっと書いたとおり、
さわり心地もちょっと大事にしているので
写真のような手間もかけています。